エイガアル セクハラ事件

 ご存知、エイガアルは女性ばかりのマイクロカンパニーだ。
 女ばかりというとさぞや、と思われるかもしれないけれど、内情はまさに女子校のり。それもシモネタ厳禁・Hな話題禁止という暗黙のルールがある(らしい)。
 よって、お茶時間の会話なども「昨日カレシとホテルでさあ・・・」なんていう話は絶対、ネバーエバー出ることはない。
 特にM子嬢に至っては、「仕事関係以外の男性とは緊張して話せない」というストイックぶりに先輩たちは少々心配している。
 美術系短大に通っていたときに友達が紹介してくれたオトコたちは「オレ、溜まってるからさあ、今日やらないぃ?」とかいうのばかりだったそうで(当然電話をすぐに切ってしまってつきあったことはないという話)、そんな環境でなぜこう育っているか、不思議である。

 先日のできごと。
「時間があったら心理テストやってあげます」と雑誌を片手にやってきたM子ちゃん。
「いいですか、直感で答えてくださいね。『今日は彼とのエッチデー。そんなときの勝負ランジェリーは? 黒のブラとショーツでアダルトに。白で初々しく。ピンクでラブリーに』 さて、どれですか?」

「えっ? 今日は彼となんだって?」
「エッチデー!!!」
「えっ? え・・なに?」
「エッチですっ、エッチデーっ!!!」
「えーっ??? エッチデーってなに、M子ちゃん??? そんなこと、大きい声で言っていいのぉ? 勝負・・・なんだってぇ?」
「エッチなときに着る下着ですっ!!!」
「えーっ??? エッチってなんのことー???」
「ギシキですっ!!!」

 一同大爆笑。社内セクハラ。若い子にエッチなことを言わせて喜んでいるオヤジみたいである。
「だって、M子ちゃんのお父さんとお母さんもギシキしたらM子ちゃんがいるんでしょう?」とかみんなでからかうと
「きゃーっ、それだけは言わないでくださーいっ。きゃあーっ」と耳を押さえてくねくねしてしまうのである。
 くねくねしてしまうM子ちゃんには弱点がいろいろあって、最近では「パンティ」と言えないということが発覚した。「ショーツ」ならばいいのだという。
 そこで先輩たちは突然、
Y子「じゃ、いまから私のあとに続いて言ってね。『ぱ』」
T子「『ん』。はい、M子ちゃん」
M子「きゃー、きゃー、きゃあー」
T子「じゃあ、私が先に言うね。『ぱ』」
Y子「じゃあ『ん』! はい、M子ちゃん、英語で紅茶はなんていうの?」
M子「きゃー、きゃー、きゃーっ!!!」
小学生というか、幼稚園レベルで、ちょっと書いていて恥ずかしくなった。

 ところで、大阪の横山ノック知事にセクハラされたという女子大生が1100万円だか請求しているという話。
 いくら選挙カーという個室だからといって、運転手だっていたわけだし。襲われて妊娠したとかいうならまだしも、ちょっとお触りをされたぐらいで1000万円とはいい根性だ。「1000万円もらえるなら足の1本や2本、いくらでも触らせてやる」と思った人もいるはずだ。「触られたぐらいで騒ぐなっ!!!」とだれか言ってやればいいのに。サッチー・ミッチー騒動と同じくらいばかばかしい。
 けれど、M子ちゃんが婦人団体をバックに「精神的迫害を受けた」なんて訴訟を起こしたら、もう3億円くらいは稼いでいるかもしれない。
 そんなM子ちゃんも、仕事のために「出会い掲示板」デビューを果たし、毎日男性からメールが届いているらしい。M子ちゃんの勝負パンツは!? がんばれっ!!(最後までセクハラでごめん)




 




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