ハッピーバースデー・ツー・ミー

  私の誕生日の2日後に父が死んだ。
   私は自分の誕生日に、父に「今日はなんの日か知っている?」と聞いた。
 ほとんど昏睡状態に近い父が「知らない」というので「私の誕生日だよ。なにかくれないの?」と聞いたら「前倒し、前倒し」と手をふった。
   私にとってそれが父の最後の言葉だ。
 誕生日が来ると、父のことを思い出す。
 父が死んでからずっと、私はどうしようもないくらい落ち込んで、でも、そんな私を助けてくれる友人たちがいて、そんなことすべてを、遠くから父が見ているような気がしてならない。
 誕生日がくると、大好きだった父のことを思い出す。

 渋谷の駅前にできたばかりのQFRONT6Fの「うぶすな」というBarで、誕生日を祝っていただくパーティーを開催した。
 めちゃくちゃ忙しくて、いろいろな友人に声をかける暇もなく、電子メールのある人ばかりにお声をかけたが、準備不足もあって、いつもの大混雑するエイガアルのパーティーとは違って、なんとなくこじんまりとした集まりで、私のことを常々気にかけてくださる友人たちが集まってくれた。
 みんな忙しいのに。ほんとうにどうもありがとう・・・。
 ひとりひとりにお礼が言えないけれど、ほんとうに嬉しかった・・・。
 わざわざおいでくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。

 だれもがそうだと思うけれど、毎日忙しくて、若いころと違って「忙しい」ということが美徳でもなんでもないと気がついてしまう年齢を過ぎて、「もう、くたびれたなぁ」と思いはじめていたのに、「これからががんばる時よ」とはげましてくださった吉川さん。ご専門の0学占いによれば、私は今年は「決心」の年。
「やめるのも決心だけど、これまでタネを蒔いてきたことがどんどん育つのだから、やめずにがんばるべきよ。そうしたらかならず成功するんだから」

 豚もおだてりゃ木に登る、という言葉があるけれど、ワタシは周囲のみんなのオダテと励ましでなんとかかんとかやっている。
 励ましてくれるみなさん、ほんとうにありがとう!

 



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