
お気に入りDiscoveryChannelの番組によれば、サルのメスは排卵期の3日間しか性欲がないのだそうだ。
オスは精子製造工場という役割だけではなくて、メスのいる集団を結びつける役割を演じ、性交することによって集団を作り出すのだという。
人間の女性は動物ほど周期がないとはいえ、やはり性欲がある期間とない期間のバイオリズムはあり、思春期には300万個もある卵子は年齢とともに少なくなって、実際に受精できる可能性があるものは30個くらいしかないのだとか言っていた(と思う)。
そこで面白かったのは、「男性と離れている女性は、だんだんセクシャルじゃなくなる」(言葉は違ってたけれどそんな内容)ということだった。
卵子の数も減少するらしい。「1997年、誕生 REBIRTH」というオリジナルビデオ(インタビュー集)のなかで、筑波大学教授の村上和雄氏が遺伝子について語っている。
人間の細胞のどこをとっても、遺伝子には間違いのないプログラムが書き込まれていて、それが間違いなく動いている。そして、世界中の人類全部の遺伝子情報を集めても、米粒ひとつのなかに入ってしまうくらいのサイズなのだという。
遺伝子の発見はそれ自体がすごいことというよりは「そんな小さな遺伝子にどうやって情報を書き込まれたのか」ということで、人知を超えたものによって、私たち人間は「活かされている」のだという。
そうやって宇宙ができていることの不思議。活かされている私たちが睦み逢うことによって、遺伝子が受け継がれていく不思議。
生物ごとの固有な遺伝子情報をゲノム(genome)といい、人間の遺伝子のことをヒトゲノムという(らしい)。
人間の身体を構成する細胞は約60兆個あり、この細胞の核にDNA(デオキリリボ核酸)がある。
このDNAには、A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)という4種類の塩基が二重ラセン鎖状になっており、この塩基の配列が遺伝情報(ゲノム)と呼ばれており、文字としてカウントすると約30億文字になるといわれている。(「ヒトゲノムのすべて」(中原英臣著 PHP)参照)
そのすべてはたったひとつの細胞である受精卵から生まれ、受精卵は精子の核と卵子の核の融合、つまり両親となるふたりの遺伝子から生まれている。
この遺伝子のプログラムによって、人は人を愛する欲求を覚える。
上手な恋愛ができない、最高の恋人に出会うことができないと思い悩んでいても、小さな遺伝子はちゃんと恋愛プログラムを用意してくれている。
愛することは努力することではなくて、ちゃんと仕組まれた運命のプログラムに身を委ねること、なのかもしれない。
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