大食い女のための援食交際!?

会社の近所の店でランチを食べているが、左となりにはOL3人、右となりにはサラリーマン3人が座っている。どういうわけか全員メニューはステーキランチ。
男性陣はもくもくと食べながら仕事の話などをしているのだが、女性陣ときたら、最初から最後までずっと、食べ物の話をしている。

彼女たちは目前のステーキを食べながら、最初は「ステーキ肉を死ぬほど食べたい」という話をして、「しゃぶしゃぶ肉なら何グラム食べられるか」と、夢見るような目つきで「5皿は軽いわよねえ。500グラムくらいってことかしら」「えーっ? もっと食べられるわよ。2キロはいくわよ」などと言っている。
「しゃぶしゃぶって、野菜でだまされてると思わない?」「刺身とか出てくると、頭くるよね」 そして次々と、どこどこのなになにがおいしいという話の羅列。
ステーキ、しゃぶしゃぶ、ハンバーグ、あげくの果てには中華料理、海外のレストラン・・・。
「ごはんを食べているのに、なんでほかの食事の話をするのか、女の気がしれない」と言った知人(男)がいたけれど、確かに女は、クチに食べ物が入っているのに、ほかの食物の話をすることが多い。

いま思いついたのだけれど、父が他界したときに一時期主婦をやっていたのだが、朝食を食べながら「ああ、今日のお昼はなににしようかな」と考え、お昼になれば「今日は夜、なににしようかな」と考えていたものだ。
ふだん仕事をしていると、次の食事を憂う心配はないけれど、夕食をつくろうと思う日は(ふだん作っていないだけに)「なにを作ろう」と1日中考えていたりすることがある。
いつも食べ物の心配をしているっていうのは、やっぱり女の性なのかしら。

うちの会社にも「ハイエナ」という異名軍団(?)がいる。
甘いものなら無制限になんでもOKというY嬢、好き嫌いが激しいくせにおごられるのが大好きというH嬢に加え、アルコールであれば底なしという親分(私ではない)。
なにが悲しくてそんなに食べ物に執着するんだい、と思うのだけれど、世の中物好きもいるもので、最近ハイエナ軍団の餌付けに凝っているM氏が登場した。
M氏はこれまたレトロというか、アナクロな、典型的オヤジなのだが、そのオヤジっぷりがハイエナたちに受け入れられたらしい。というか、オヤジであるM氏はどうでもよくて、エサにかぶりついているのは明白なのだけれど、両者の利害は一応一致している。
M氏いわく「援助交際ならぬ援食交際」(短縮するときは援交に対して援食)なんだそうだ。
M氏は、食べ物にばくばくと食らいつくムスメたちを目を細めて見ているのだが、そうした趣味(?)を持つ男性のために、「メシ友」サイトを作ったらどうかと思う。
「本日午後7時渋谷 ハイエナ3匹とウワバミ2匹 メシ友募集中」
こんなエサに釣られる男性、案外たくさんいるかもしれない。

ドネーションボックス

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