| ロケットのプラモデル、というのはあんがい珍しい。アポロが月に着陸した時代に一時、ミサイルやホンモノのロケットのキット化が流行ったけど、純粋な空想的ロケットはリンドバーグ社の「火星探険シリーズ」や、ストロンベッカー社の「ディズニーシリーズ」など、数えるほどしかない。 今井科学の『宇宙船レッドシャーク』は、そんな世界的にも珍しい「ロケットのプラモ化」商品だ。 キットの制作は三枝徹氏、基本プロポーションには手を加えず、内部を改造してもらった。説明書を見れば判るとおり、本来のキットでは「底部ノズル内にスイッチ」「先端部分を取り外すと、豆球が点灯」というギミックだ。しかしやっぱりロケットはノズルが光らないとサマにならない。そこでキットとは逆に「先端部分を取り外すとスイッチ」「底部ノズルとサブノズルの5ヶ所発光」に改造してもらった。 ロケットの肩部にある市松模様は、キットデカールではなく塗装で表現。この模様、もともとミサイルの試射時に光学計測器、つまり望遠鏡で傾きをチェックするための塗装である。この市松模様を望遠鏡で見て、「二度、傾いた」とか「回転が止まらない」とか観測するわけだ。 |
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