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この連載は、人生で、困ったり悩んだりした時、努力したのに上手くいかなかった時、どうしてもウマの合わない人がいて困っている時、こういった時に活用していただきたい人生の取り扱い説明書です。
まず、あなたの欲求のタイプを判定することから始めましょう。というのも、人の不幸の多くは「こうなれば自分は幸せになれる」と考えている方向が、見事にトンチンカンだから発生するのです。
人間の本質的な欲求には、個人毎に必ず偏りがあります。そこでその偏りに注目し、どの欲求を一番強く持っているかによって、人間を大きく4タイプに分類できるのです。その、4つのタイプとは、名付けて「軍人タイプ」「王様タイプ」「職人タイプ」「学者タイプ」。
・軍人タイプ負けず嫌いで、常に勝ち負けや順位にこだわるタイプ。仕事も恋愛も家庭も、すべて他人と比較して、誰に対して勝ち、負けているか、客観的、社会的に見て自分はどれ位のレベルかをいつも計っています。また、自分よりレベルの上の人を敬い、秩序を守ろうとする心を持っています。
・王様タイプとにかく、誰よりも注目されたい。ほめられたい。認められたい。かまわれたい。という欲求が強いタイプです。勝負で負けても、「惜しいね」と注目され、慰められさえすれば、あまり気にしません。逆に、無視されたり、ないがしろにされるのが、一番つらく感じるタイプです。
・職人タイプ自分の考えている通りに、ものごとをやり遂げることにこだわるタイプです。客観的な成功や完成ではなく、他人の目からはわからない確固たる基準や理想像が自分の中にあって、それに近づく事が喜びとなります。逆に、いくら努力しても近づけないことが悲しみや怒りになります。
・学者タイプものごとの仕組みや法則を、自分なりに理解・発見・推測することに喜びを感じるタイプです。たとえ勝負で負けても、なぜ負けたか分かれば納得し、他人から嫌われても、なぜ嫌われているか理解する方が大事な事です。逆に成功しても、その理由がわからないと落ちつかないのです。
大人になってしまうと社会性が身に付くため、タイプを見抜くのは自分自身ですら難しくなります。が自分が幼かった頃の行動を思い出してもらえると、分かりやすいかもしれません。みんなと離れて遊ぶ時が比較的多いのが、職人タイプと学者タイプ。友達と遊んだり、先生にかまってもらうのが好きなのが王様タイプと軍人タイプ。口が達者なのは軍人タイプと学者タイプ。感情豊かなのは王様タイプと職人タイプ。
職人タイプは、気に入った遊びに熱中し、長続きします。誰と遊ぶかより何をして遊ぶかが大事です。友達がずるいことをすると怒りますが、相手に直接、感情をぶつけたりはあまりしません。
学者タイプは、実験とか冒険とか称して、色々かわった遊びをやりたがります。ものの名前や由来を覚えるのも好きです。他人の言い間違いに敏感です。誰とでもこだわりなく遊びます。感情は安定していますが、一旦泣き出すと長引きます。
王様タイプは、好きな人嫌いな人の区別がはっきりしています。好きな遊びも、嫌いな友達とするのは嫌がります。大人には甘え上手。小さい子供をかまってやることも多いです。嬉しい、悲しいといった感情の変化が激しく、物語などへの感情移入も豊かです。
軍人タイプは、負けず嫌いの努力家です。遊びでも、負けると悔しがって練習します。上手な友達は尊敬し、下手な友達をバカにします。泣くときも悔し泣きが中心になります。遊びの中心で、リーダーシップを発揮することも多いです。
まず同じタイプ同士は仲がよさそうなカンジがしますが、案外そうでもありません。 同じタイプ同士は、相手の行動が大変理解しやすいと言う調書があります、そのかわりに、相手の欲求と自分の欲求が衝突するため、自然と距離をおくようになります。軍人タイプ同士だと、主導権のとりあい、職人タイプどうしだと自分のやり方の通し合い、という具合です。 逆に、全く理解不能なのは、王様←→学者、軍人←→職人の組み合わせです。が、互いに協力して一つの目標に向かって努力する場合は、欠けている部分を補いあえるのでベストカップルになったりもします。
おもしろいのは、優位・劣位が発生する組み合わせです。ある人に対するとなぜか相手を軽んじたり、組し易いという印象を持つ場合があります。そんな心理的状態を、「優位」と呼びます。逆に憧れを感じたり、近寄りがたい印象を持ったり、その人の言うことについ従ってしまったりすることもあります。そういう心理的状態を、「劣位」と言います。例えば、軍人と王様では、軍人が優位、王様が劣位。対等の関係の場合も、軍人は王様を軽んじがち、王様は軍人に気圧される。という気分が発生します。軍人>王様、王様>職人、職人>学者、学者>軍人という、関係になります。いずれの場合も、自分のタイプを正確に把握して、相手のタイプを鋭く見抜く事ができて初めて、よりスムーズな人間関係が築けるようになるのです。これを頭に入れて、これからの連載を読んで頂ければ、あなたの人生もスムーズになると思います。
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