岡田斗司夫のオタク日記
2001年08月16日〜08月31日
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8月 その2


17日(金)

 テレ朝の「そんなに私が悪いのか」のVTR取材。花田憲子の離婚問題についてコメントだけど、芸能はよくわからないけど、司会の古館伊知郎氏が「フロン」を読んでぜひに、という話だったので取材を受けた。一般的に「いま、いかに離婚は成立しやすいか」を語る。


18日(土)

 今日から二日間、日本SF大会。主催がガイナックスなので和美は泊まり込みで出かけた。娘とマンガ喫茶に行って、僕は「ザ・ジゴロ」とかの本当にどうでもいいような劇画を読む。
 マンガ家の南Q太氏から「フロン」の感想が届いてびっくり。「とんちんかんな書評が多くてびっくりしましたが、たいていの既婚者子持ちの女性は感動するとおもいます」と言っていただいて嬉しかった。


21日(火)

 AERAの取材。お題は堺正章離婚問題。なんか朝日系ではすっかり離婚問題の専門家だな。
 午後から現代書林の打ち合わせ。単行本の制作進行を確認する。スケジュール的には遅れはゼロだけど、なんとなく間に合わないような予感が・・
 夕方、NHK出版山本氏と夕食して、明日からの大阪帰省に向けて和美宅へ帰る。しかし台風が急速に接近してるけど新幹線動くかなぁ。


22日(水)

 台風の影響で新幹線も止まり、大阪帰省はパー。
 柳瀬君よりメール。今日出た週刊文春の書評コラムで、宮崎哲弥氏がフロンを取り上げたらしい。しかしこれ、完全な誤読。わざわざ「この本では家族とは子供がいる夫婦、を最低単位と定義する」と断ってるのに、勝手に夫婦問題にすり替えて反論していた。さて、彼は以下の三つのうちのどれか?

1.本も読めないバカ
2.自分が得意のフェミ分野に新人が挨拶無しで来たので叩くいじめっ子
3.「こんなことはとうの昔に○○が」と遠い目をして語るオジサン

 個人的には3だと思います。違いますか?>本人


23日(木)

 AERA副編集長の長友さんから、同人誌の感想。「30独身女」の表現法に関して苦言をいただく。たしかに言われた通りなので、内容をまとめて武藤さんにメールする。
 「恋愛の取説」に関してはすごく喜んでもらったみたいで嬉しい。別にAERAで取り上げてもらうとか、そういうのじゃなくて、自分の考えていることがきちんと評価されるのが一番嬉しいよなぁ。
 「分類テストの部分だけ、手帳とかにはさんで持ち運べるよう、別刷りで本にはさんでくださいね。本を毎日持ち歩くのは大変なので。いつ何時こいつはと思う男に出会っても困らないように。そこがたとえ飲み屋でも電車内でもテストさせられるように。ふふふ。」
 な、長友さん、怖いッス。


24日(金)

 大阪へ電話しても誰も出ない。姉の家に電話したら「お母ちゃん、胆石で入院したで」と教えられた。月曜が手術なので、どうしても同席して欲しいとか。あわてて宿をとる。


25日(土)

 朝からマンガ喫茶へ。サンロード真ん中に新しくできたインターネットカフェへ行く。いやぁここがキレイで新しくて快適なんだけど、マンガが出版社別だから使いにくいや。やっぱりジャンル別でないとね。
 昼に炒飯を作り、ビデオを見て夕方から某社々長と赤坂の離宮へ。見事な炒飯をいただいて自分との技量差に愕然。


26日(日)

 昨夜から2ちゃんねるが大変な事態に。次々と掲示板が閉鎖される。どうなってしまうのか。
 大阪帰省だけど、今日は奈良へ。新幹線で京都まで行って、そこから近鉄急行に乗って、途中で快速の待ち合わせをしたときにホームに出たら電車が出てしまって一人で奈良まで遅れていったりいろいろあったけど、ホテルにチェックインして、午後から東大寺大仏殿へ。「ほほー」と大仏を口あけて見てると柳瀬くんから国際携帯電話。
「いまベルギーの王立マンガ博物館のミュージアム・ショップにいます。岡田さん、スピローの大型ミニカー欲しいですか?」「ほ、欲しい!」と奈良〜ブリュッセル間で無駄遣い会話。蒸し暑いので、ぼく一人ホテルに帰って静が持ってきた「犬夜叉」を読んで、そのまま昼寝。ああ、極楽。
 帰ってきた和美と静が笑っている。話を聞くと閉館日の正倉院を無理やり見ようとフェンスをくぐったら血相変えた警備員が大量に走ってきたらしい。「腰から拳銃を出していたよ!」と静は興奮していたけど、警棒か無線機だろう。


27日(月)

 朝食は旅館の朝御飯。関西風なので納豆はなくて海苔は味つけ海苔。大阪府堺市の市立病院へ母親の手術立ち会いへ。もう死出の旅に向かうがごとき母親を励ます。しかし手術前にレントゲンを撮ったら、いつのまにか胆石は十二指腸に流れて自然治癒していた、とのこと。なんかコントみたいに脱力。まぁめでたいんだけどさ。
 10時前、市立堺病院着。なんとか手術前に母親に会える。励ます。
 手術待ち。姉が遺産放棄を宣言。実家のバリアフリーな家をなんとかせねば。
 検査だけで手術はなし。胆石は十二指腸に流れたらしい。切らずにすんで、よかった。
 すぐ帰路について、夕方には吉祥寺。


28日(火)

 昨日新大阪で買った蓬莱の豚まんを朝から食べる。幸せ。和美を駅まで送って、事務所で久々にネット接続。しばらく見ないうちに2ちゃんねるはなんとか持ち直したらしい。
 昼は、伊勢丹8Fのイタリア料理店。ランチメニューだけどちゃんと炭火焼きしているのが美味しい。サラダ・デザートバイキングもあって千円以下はお得だね。
 午後から「30女」をリライト。いい感じ。
 帰省してる間に「金持ち父さん 貧乏父さん」を読んだ。この本から連想できるいろんなことを考えて、ついに「なぜ自分は支配者階級ではないのか」という30年以上考えていた問題についに回答が得られた。なんでこんな簡単なことが、いかなる本にも書いていない真理がぼくの頭脳には閃くのか。ああ、やっぱり俺って天才だよな。


29日(水)

 和美は帰省疲れで風邪。午後から出社すると久々に柳瀬君と会う。ベルギー土産に大型のミニカーをもらう。ものすごくカッコよくて嬉しい。


 NHK総合「ようこそ先輩」の打ち合わせ。以前に参加した「コンタクトジャパン」を簡略した授業をしたい、と考えた。地球の近未来を予測し、まったく異なる異星知的生命を想像し、その最初の接触をシュミレーションする、という遊びを小学生に教える。うう、燃えるなぁ。
 夜はビーフシチュー作って、早い目に寝る。


30日(木)

 ねるこみ(コミケスタッフが主催するねるとんパーティー)の申し込み期限なので、自己PR文を考えるけど、恥ずかしいのでここには載せない。


31日(金)

 「フロン」の感想をメールしてくれた精神科医さんと新宿で長話。夜はAERA長友と「樂」で飲み。


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