岡田斗司夫のオタク日記
2002年12月16日〜12月31日
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12月 その2


27日(金)

 今年もやってきた新宿・伊勢丹の古書市。ちょっと覗くだけのつもりが、もうなんぼでも時間が経つ金が飛ぶ。
 あわてて銀座に移動して、hm3の鼎談。ゲストは安田均さんで、テーマは「SFについて語ろう」。安田さんが周囲から「お前はSFを見捨てた」と言われる、という話。「見捨てたん違いますよね?船が沈みそうやから逃げただけ」「何千人も乗ってたから沈みかけてた。今は目先の利く奴はみんな逃げた後で、100人ぐらいしか乗ってないので、難破船として平和に漂流してる」などひどい話。
 鼎談後、銀座のカフェでNHKラジオ打ち合わせ&BS-i「ほねホネ本音」打ち合わせ。なんか自分が売れっ子タレントにでもなった気分を一瞬味わう。


28日(土)

 朝からT社の荻野さんと会議したあと、また伊勢丹の古書市。本自体の造作で言えば、やはり洋書それも18〜19世紀のフランス製がいちばんきれいに見える。コレクターが多いのもうなずけるなぁ。



29日(日)

 母親が死んだ。遺言により通夜や葬式はナシ。でも告別式はしないわけにはいかない。火葬場が1月3日にならないと空かない、というのでそれまではエンドレス通夜となりそう。ああ、ねーちゃん気の毒になぁ。遺体を病院から引き取って、母親のマンションに移した、と姉からの電話。もうこうなったら、とやかく考えずに告別式の準備でもするしかない。
 といっても、喪主の僕はいまさら大阪へ行っても意味がないので、明日のコミケには出ることにする。コミケには少ないとはいえ僕に会うために上京してくれている人もいるのだ。


30日(月)

 コミケである。今回の同人誌はこんなんである。


 表紙の色調がちょっと、というか相当に気に入らないので落ち込んでいたら、廻りが勝手に「親が死んだから元気がない」とか気遣ってくれて便利。


 午後4時、同人誌はほぼ完売。追加印刷はしないので、通販もしない予定。買い損ねた人、残念でした。


31日(火)

 やっと仕事休み。しかし姉からの電話などで気が抜けない。アミーゴスウェストの方から送っていただいた牛肉で焼きしゃぶを楽しんだことぐらいかな。


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