<アニメ>

ま、どういうふうなものか、説明していきますね。これ、第1回目のアニメです。アニメーションの場合、概論としてですね、日本のアニメの特殊性ですね、いったい、その日本のアニメって、ジャパニメーション(Japanimation=Japan+ animation)とかいろいろな呼び方をされてますが、日本のアニメ、なんで受けるんだろうと、なんで日本でしかあのアニメーションできないんだろうっていう、問題ですね。あの、最近はねえ・・・(といって本を取り出す)
これあの「Darty Pair」っていうアメリカのコミックブックでして、まあ、こちらから見ると「GUN SMITH CATS」なんですけども(笑)。

「Darty Pair」ってのはあの、日本のあのSF小説ですね、高千穂遥という方が書いた。それを原作にしてアメリカ人がマンガを書いて、えー、まあ、こういうコミックブックを作ってるんすよ。で、これがですね、徐々に徐々に人気が出てると、なんで人気が出てるのかというと、アメコミっぽい絵ではなくて、この作者のアダム・フォレンという人が徐々に徐々に日本のマンガっぽい絵を描くことに成功してるからですよね。で、アメリカのコミックライターになるってことは、いわゆるアメコミ的なデッサンのとれた絵を描かなきゃ成功できないと言われたんですけども、彼はそのアンチテーゼとしてですね、日本のマンガを思いっきり真似て、いわゆるアニメっぽい絵を描くことで、アメリカで成功しつつあるマンガ家です。で、こういうような事象とか、あと、もう一つ、日本のアニメがアメリカで人気があるというのはちょっとさっきも話したんですけども、あの、アメリカで日本のアニメ作っちゃお、というプロジェクトがあるわけですよね。具体的にいうと「バブルガムクライシス」というですね、ビデオシリーズが日本でもあったんですけども・・・
もう、これがわかる人はもういいすよ(笑)。

まあ、「バブルガムクライシス」というとね、まあ、女の子がちょっと、なんかピカピカのスーツみたいなのを着てですね、悪を倒す!というですね、まあ、まあ、あの未来の必殺シリーズみたいなのがあるんすよ。で、それをですね、アメリカで作っちゃおうと、全部アメリカ人のスタッフで、同じ絵を、アメリカ人が頑張って描いて、でアメリカのテレビアニメとしてやろう、というプロジェクトが、そういうふうにですね、日本のアニメというのを、日本固有のものではなくて、あのテイストってのを自国で消化して、で、それをまた日本へ輸出したいと思っている人は、すごくいるわけですよ。ところが、それはもう5年くらい前からやってるんだけど、どうしても成功しない`と、で、ディズニーみたいな、一度もう「真似しよう!」というふうに決心して、明らかに宮崎駿の真似だけで作っちゃった劇場映画ってのもあるんですけども、それでもだめなんすよ。なんでできないの、日本のアニメと外国のアニメと、いったいどこが違うんだろうと、特殊性みたいなものを、見ることによって、日本のアニメってのは何なのか、っていうのを見ていこうと思います。

で、2回目のゲストの人は、アニメ研究家、こういう職業がこの世の中にはあるわけですよね。長生きするといろんなものが見れます(笑)。ロトさんという方がですね、

「金田伊功のディフォルメ空間」

ですね、これ、さっき言った、爆発とか、それとあと・・・なんといったらいいんでしょうね、普通、人間は立つ時まっすぐ立ちますよね、金田伊功が作画すると斜めに立つんすよ。なんかそういう異常なディフォルメの空間を持っている、まあ、空飛ぶときに股開いたり、すごい変なことするんすよ。ところがそれが快いと。で、この人一時期、ルーカスフィルムに呼ばれて、「スターウォーズ」の爆発のエフェクトやってくれと言われたんですけども、それを蹴っとばしてですね、スタジオジブリに行って、

「風の谷のナウシカ」

をやったというですね。まあ、立派なのかなんなのかわからないような・・・オジサンがいるんですが、その人について、ロトさんに語ってもらおうと思っています。

これがアニメーション(の回)ですね。

<マンガ>

((図))

もうこの、竹熊健太郎を見て笑う人ももういいでしょう。

えーと、マンガは「巨大マーケットの成立」です。これはねえ、比較文化論的な、まあ、このゼミは実際比較文化論的なものですから、この「オタク文化」というのがいかに特殊なのか、という特殊性を理解することで、理解してもらおうというふうに考えておりますけれども、なんで日本のマンガだけがこんな巨大なマーケットになったのか、と、で、よくよその国で、なんか大学生とか社会人が、朝早くから電車の中でマンガを読んでるのは日本だけだ、それが日本のだめなことのように語られてるけど、それは果たして本当なのか、じゃ、よその国でのマンガに当たるものは何なのか、とかですね、日本の国のマンガはなぜこういうふうに行けてるのかというのを、ま、見ることによって、すこしづつ、日本のマンガの特殊性を見て理解していこうと。
で、2回目のゲストは竹熊健太郎さんというマンガ研究家、というか、「サルでも描けるマンガ教室」というマンガの著者ですね。その人にですね、少年マンガ、「ジャンプ」「サンデー」「マガジン」がこの30年間いかに戦ってきたかという戦後少年誌の裏面を語ることによってですね、も、この、小学館、講談社、集英社のどこに就職するのが一番得かというのを教えてもらえるといういいとこですね。チャンピオンがいいかもわかんないっすよ(笑)。

全然思ってねーな、オレ。

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