オタク文化論
後期第1回(オリエンテーション)内容のまとめ

【講義の目的…おたく道】

 この講義の目的は「おたく道を極めること」です。
 おたく「学」ではなく「道」です。
 学問というのは、例えばあるテーマに対してある人が「こうだ」と言うと、それに対して違う人が「いや、こうだ」と言って、それにまた他の人が「いやいや…」という風に延々と積み上げられてくという、いわゆる弁証法的な展開をしていきます。
 一方おたくというのはもっと自己達成的と言いますか、例えば「こどものおもちゃ」というアニメに対して、ある人が「『こどものおもちゃ』ってのはこうなんだ!」と言ったら、それに対して他の人はもう何も言いようがない、という性質のものです。

【レポート提出=単位】

 だからこういうものにテストをしても仕方ないですので、試験はレポートです。
 レポート提出=単位。出しゃ単位ですので、無理に授業に来なくても構いません。< BR>  で、オリエンテーションとして話すことってこれだけなんですけど、これで今日はオシマイ、じゃあさすがにわざわざ来ていただいた皆さんに悪いですから、少し講義の内容にも触れましょう。

【前期と後期の違い】

 「オタク文化論」ということで、前期では などをやってきました。
 アニメ・ゲーム・マンガは、 という3つのゾーンに属するものだといえます。
 しかし、これらはオタク文化の「表の世界」で、実はその「裏の世界」があります。
 「光」に対する「闇」とか「影」、「白オタク」に対する「黒オタク」とも言えます。

 「ジャパニメーション!」とか「デジタル!」ともてはやされてる部分は、本当に氷山のほんの一角。その下には、巨大な「いやなもの」があります。
 それは「カルト」とか「鬼畜」とか言われているようなものですが、そういうものをも見ることによって、はじめてオタク文化の構造や全体像をつかむことができるわけです。

【今後の予定】

 次回以降の予定ですが、すでに確定しているテーマとゲストは以下の通りです。  それ以降の日程とゲストは未定ですが、その他のテーマとしては などを予定しています。
Text by K.Kanjo
Last modified : 96/10/20 22:19