<求められるオタク文化>
((図をここに))
・・・もう、見た瞬間に、この威張りくさった表現で全てを察して下さい(笑)。はっきり言って、「音楽」「絵画」「ファッション」、これ、全然、必要ないすよ。この日本という国が地球上から消滅してこまる理由は一つもないすよ。
これだけ。
(といって「オタク」の文字を指す)
あの、まじめな話ですね、音楽にしろその、まあ、松田聖子のような例はともかくとしてですね、少年ナイフにしろなんにしろ、世界でヒットチャートに乗せようとする試みは、ここ30年くらいずっと行われたんですけど、やっぱうまくいかないんですね。絵画もそうです、モダンアートですね、ニューヨークの近代芸術美術館に展示されるような作品は、日本からはなかなか出てこないと。オリエンタルを売りにした、すごくあざといモノしか出ないと。まあそこそこ成功してるように見えますけど、やっぱあのファッションショーが開かれるようなイッセイ・ミヤケが世界的に評価されると言っても、ファッションショーはパリで開かなければいけない、ミラノで開かなければならないと。東京で開いても外国のジャーナリストたちは見に来てもくれないというのが現状ですね。日本はこういうモノに関しては「本場」と見られていないわけですよね。ところが、まあ、その「ハリウッド」という言い方があります。これは地名なんですけども、それと同時に「映画」というものの中心地を示す言葉なわけですよね。「ハリウッド」という言葉が通用するということが、「ハリウッドで成功する」とか「ハリウッドで認められた」とこういうような表現があること自体がアメリカ映画が世界に対して持っている特異性というのを示している、ところが、「オタク文化」に関してはですね、アメリカ人のオタクに今、行きたいとこはどこか、と聞くとですね、全員が全員ですね、
「ハルーミ!」
と答えるわけですよね。
・・・「晴海」とか「秋葉原」とかですね、彼らが時々口走る「ショシンカイ」というですね、地名かサークルかわからないですが、明らかにそちらの方が文化の先端なんだろうなぁ、と感じるのがある、とそういうことです。で、さっき世界のオタクと言うようなことを言いましたけど、日本のオタクで一番有名な方は
「浩宮殿下」
という方がいらっしゃいましてですね、この方が初めてもらったお小遣いで買ったのが、大友正治(?)編集の「怪獣図鑑」というですね、なかなかディープな方ですね。あとまあ、吉本隆明さんは、娘のばななさんと一緒に
「伝説巨神イデオン」
を全巻一気に見たそうですが、なかなかいい人ですね(笑)。
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