| ニューヨーク遥かに 1996年8月集英社刊 |
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「マンハッタンか」 |
| ○常盤さんは、電柱の前で立小便し、気に入らないことがあるとちゃぶ台をひっくり返す父を子供のころから恥ずかしく思い、嫌っていたそうだ。父に代表される東北的なものから逃げたくて上京し、都会的なものにあこがれ、しゃれたニューヨークの小説を翻訳したという。 ○「マンハッタンか」と呟く大原のように、東北新幹線の中で「東京か」と思ったことがある東北人は多いであろう。故郷から東京に戻ってくる九州や四国の人もそう思うのだろうか。東北人のほうが複雑な思いを抱えているような気がするのはどうしてなのだろう・・・ |