俺はくそゲーハンターだヨ!難解ゲーム、火竜娘!! 不幸の配達人(注:おもにゲーム会社とって)、くそゲーハンターだヨ! みんなー! おたくのパソコンはお元気ですカ〜! 今や時代はウルティマオンライン! ちまたではウルティマオンラインを優雅に遊ぶゲーム貴族と、ウルティマオンラインを遊べる環境になくて号泣嗚咽慟哭しているゲーム平民の皆さんという階級化が進みまくっていますネ! 「もう家庭用RPGには戻れないよ、これ遊んだら」 とか 「ネットに繋がってないゲームなんて一人でじゃんけんしてるみたいなもんだ」 とか 「さっきPK(プレイヤー殺しのプレイヤー)に装備を身ぐるみ剥がれました」 とか言ってハナモチならないことおびただしいヨ! MACユーザーの岡田議長はこの事態にどう対処されるつもりでしょうカ? 20周年記念MAC(スパルタカス)にソフトウィンドウズ入れたら無理やり動くかニャ? ああくやしい、くやしい前にうらやましいネ! そこでくそゲーハンターもウルティマオンラインがやりたくなってCPU換装に挑戦しましタ! だってDOS/Vパソコンとはいえペンティアム100Mhzじゃ最低動作環境を満たしてないからネ! そして今、家には新しいパソコンがありまス! これってどういうことかナ〜? でもいいんだ、新しいパソコンはペンティアム2の300Mhzで、UW−SCSIのハードディスクと24倍速のCD−ROMに128MBのDIMMを刺してるんダ! ビデオカードなんてRAMが8MBも載ってるんですヨ! このスペック、再来年見たら泣きたくなると思うけど、とにかく今は嬉しいから気にしちゃいけないよネ? もう、今はパソコンにハマッてハマッて、ウィンドウズ95を毎日インストールしていまス! さすがはマイクロソフト! おたウィに広告載せるだけはあるネ! マイクロソフトのフォースフィードバックというジョイスティックのおまけに付いてた、タイガーシャークってゲームも相当アレでしたねとかいうのもここだけの話だヨ! あれ? サターンモデムとかピピンとかMACとかでここを見てる人には解りにくい話ですカ? じゃあ難解ついでの火竜娘(かりゅうじょう)、今いちばんの難解ゲームだヨ! ウルティマオンラインを除いた中で、だけどネ! さてこの火竜娘、「マリーのアトリエ」で一発お当てになったガストが、プレステ参入当時からタイトルを発表していたゲームなんダ! 確か、「ファルカタ」と同時期ぐらいに発表されたんじゃなかったかナ? ファルカタ発売当時、RPGに弱いプレステなんて言われていて、ほとんどRPGが発売されてなかったんだネ! その中で発売されたRPG風すごろくゲームだから、みんな結構買っちゃったサ! 買った結果どうだったかは語らぬが華だけど、あえて言うならばチャレンジブルですカ? 便利な言葉だよネ。 そして時が流れ、ファルカタのほとぼりが醒めたと思ったらメールプラーナがまた懲りずに同じような内容でやっぱりチャレンジブルな出来で、そのほとぼりがなんとか醒めた頃にマリーのアトリエが発売されてスマッシュヒットとなり、やっと火竜娘の発売に至るというワケでス。 これだけ気をもたせた上に、審査のキツいデジキューブのクオリティモニターを見事にクリアしてコンビニ流通に乗り、ヒットしたマリーのアトリエの次の作品ダ! いやがおうにも期待は高まるよネ! そして火竜娘発売日! Q「店長、火竜娘いっこ下さい!」 A「入荷してません」 Q「じゃあ取り寄せて」 A「そもそもチェーン店本部が発注してないから取り寄せ不可能です」 あれだけ売れたマリーのアトリエの次の作品にしてはおかしいネ! 和歌山県にはデジキューブ店がないから東京のおたウィの編集部に連絡しましタ! Q「コンビニで火竜娘買ってきて!」 A「売ってません」 火竜娘はデジキューブ取り扱い商品じゃないんですか、ということはクオリティモニターで……なんて邪推もしながら「じゃあ秋葉原で買ってきて!」 ということで、オタキング社員日記の柳瀬さんがわざわざ買って来てくれたワケでス。 まあそういうわけでさっそくスタート! おお、音楽はゼンゼン面白みはないながらもなかなかいいじゃないですカ! ムービーもいいです、RONDEよりはネ! 火竜娘もRONDE同じ方法を使ったポリゴン造形のですが、ポリゴンモデルの造りが多少マシで動きがまともな分だけきちんと人間らしく見えまス。 じゃあさっそくプレイ! あ、遊べねェ! 上で前身下で後退左右で旋回という、基本的にはバイオハザードなんかと同じ方式なんですが、オブジェクトやキャラクターの当たり判定が実際目に見えるサイズに比べてむやみに大きいせいで、小さなものがポツンと置いてあるだけで引っ掛かって歩けなくなるんダ! そのうえ町人は歩くのがやけに速くて、主人公はダッシュしなければいつまでたっても町人に話しかけることはできないヨ! しかも走るとコントロールがむずかしイ! はじめの頃なんか、町人を2分近く追いかけたのはいいけど結局話しかけることができずに逃げおおせられたということすらありましタ! しかも、街の移動シーンはフルポリゴンで描かれているのに、視点はなぜか上から地面を見下ろしたトップビュー固定! しかもキャラクタをがんばって大きく表示しているので、見える範囲が異様に狭くなって自分の現在地がどこなのか把握するのが難しいネ! そうこう苦労して1時間、いきなり聞き慣れない声がきこえてきまス! よく見ると画面に表示されている主人公と同じ台詞を喋っているゾ! どうやら開始1時間にして初めて主人公の声が聴けたみたいだヨ! しかし、台詞というよりこいつは朗読だァ! これは、せっかく2人の主人公が会話するシーンだけは喋るようにしようという意図はわかんだ、わかるんだけど、メッセージの書き方も他の場面と同じように画面に表示される小説みたいな書き言葉なんですネ! 映画の台本のように喋ることを前提とした喋り言葉に替えておけばよかったんだけど、書き言葉のまんまのものに無理やり声をあてるから朗読になっちゃうんですネ! あと、あまり関係ないかもしれまないけど「愛に魅せられた男と、恋にまどわされる女が極上の愛を求めて物語は進行していく」と出てきますが、ちなみに里見の謎もケースに「物語を盛り上げる極上の音質と音楽表現」書いてありますネ。 こんな場合に極上って言葉を使うのは語感として変だから覚えていたんですが、なんか両作品に因果関係でもあるんでしょうカ? それとも極上って言葉は昔ジャンプで大張入ってる系の漫画家、山根先生が流行らせようとしてゼンゼン流行らなかったのを思い出しますが、言霊の呪いにでも当てられたんですカ? イベントで配られてた火竜娘のパンフレットの最後のページに原作小説の作家が発売差し止めをほのめかしたという内輪受けネタ記事を面白おかしく脚色して書いてるけど、これマジですネ? なるほど、マリーのアトリエがスマッシュヒットして普通ならばこの勢いに乗じて勝負に出たいところを、秋の決算期に誰に注目されることもなくひっそり発売された火竜娘! さすがひっそり発売されただけはあるネ! |