002-1/10 これが日本にあったら・・・みんな潰れちゃうゾ
<アメリカに学べ!子供を守る広告ガイドライン全文紹介>(宣伝会議2月号)
番組や雑誌のキャラクターを使用する場合
3.子供向け番組中やその前後で、番組に登場するキャラクター(実在・アニメを問わず)を製品やプレミアム、サービスの宣伝に利用してはならない。
4.子供向け番組の内容から派生した製品や関連グッズを、同番組中やその前後で宣伝してはならない。
5.子供向けに制作された出版物で、編集内容に関連するキャラクターやパーソナリティを製品やプレミアムやサービスの宣伝に利用してはならない。・・・
米国ではこれが一般的なTVコードなんだそうだけど、こんなの日本で守ったらバンダイや東映なんて潰れちゃうぞ。つまり番組の中はおろか、その前後のコマーシャルで関連商品の宣伝しちゃダメってことらしい。
出版物のコードもきついなぁ。これがダメならコロコロやファミ通も成立しなくなっちゃうぞ。(編集長)
Re 間違った努力じゃないかい?
いや、凄いガイドラインですね。例によって「いたいけな子どもを守るためのいかにもアメリカらしい」いい子ぶりっこルールですね。抜け穴がたくさんあって、すぐに解釈論争が起こりそうなところも、訴訟国家アメリカらしいし。
でも、こんなこといくら決めたって、「銃や麻薬が野放し」な現状をどうにかしなきゃ子どもは全然守られないぞ。有害な「映像」の規制よりも、有害な「実社会」の改善をやりたまえよ。映像なんて、いくらみたって、せいぜいオタクになるくらいが関の山なんだから、さ。(山名尚志)
Re パラダイム・シフトを感じとれ!
海外、特にアメリカでは子供番組規制が厳しいのは有名だ。バットマンアニメイテッドでは、直接殴るシーンは駄目なので、殴るシーンは必ずシルエットになっていたりしていたのである。
日本も放送史上最大の事故と言われたポケモンショックを機に、大幅な番組ガイドライン見直しが検討されていて、過去の作品のいくらかは再放送不能になるそうだ。
実は、これは今までの視聴形態自体を揺るがすような大事件で、いよいよアニメはタダで見れるものという大前提が崩れ去り、ケーブルなり衛星なりビデオで視聴という方向にシフトする事になる前触れなのだ。パラダイムシフト(枠組みの変革)がいよいよアニメ業界にも押し寄せてきたという事なのだろうか?
だが、たとえ有料でもケーブルのオンデマンドで任意の番組が引き出せるようになれば、これはアニメファンにとっては大変有利なことにもなる。全国のオンケーブル化が進めば、地方との情報格差はなくなるし、それは全国レベルでのマーケットの広がりという事も含んでいる(未放映区域で番組のオモチャが売れないのは
当たり前だ)。
地上波テレビが規制ガチガチになることは、同時に、ケーブルなどのアニメの付加価値を増やすことになると考えれば、そう悲観したものでもないだろう。
あのスポーンだって規制が厳しくなったから当たったようなもので、過剰な情報戦争をやってきた日本のレベルから見れば、スポーンのアニメ版なんぞ児戯に等しいと言える。
今必要なのは、いかに不利益を逆手に取るかで、ここで知恵を出せるかどうかがオタク商売人として成功するかどうかの境目なのだろう。
1秒間20フレームのフリッカ全廃はやむ無しとして、しかしそれ以上の過剰な規制はたたでさえ凡庸化しているアニメ界のトドメを指しかねないことにもなる。
はたして規制下で新しい才能は産まれてくるのだろうか? そしてビデオやケーブルメディアは地上波以上のモノが作れるのだろうか?
98年は過渡期の年として記憶される事になるだろう。合い言葉は、「スポーンビジネスをパクれ!」だ。(原えりすん)
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