006/10 建築業界にもオタクは探せるみたいだゾ!
<磯崎アトリエの模型室を訪ねる!>(建築知識1月号 P144)「模型論」 今回、なぜ磯崎アトリエを訪ねたのか?それを説明するのに、磯崎氏にとっての模型の位置づけを知る、格好な1冊を紹介したい。 氏の数ある著作のなかに、'70年代に出版され、今年復刻された「手法が」という論文集があり、その論調はメディアを強く意識し始めた時代、モダニズムへの懐疑からポストモダンが生み出された時代、そんな状況を反映し、過激に既成概念を解体している。このなかに、「模型論」と題する論文が収められている。・・・ この号の「建築知識」、表紙は鉄腕アトムで中身は建築模型ノウハウ公開、というホビージャパンな感じだ。しかし建築業界というのは「もったいぶったスノビズムが図面引いてる」業界である。ホビージャパンではいけないのだ。時代遅れの思想用語を駆使してカッコつける、つまりはモデルグラフィックのようであらねばならないのだ。 しかし、ヤな業界だなぁ。(編集長) <対談 青木淳×岡田哲史 「モケイする...Modeling」>(建築知識1月号) いま最も注目される2人の若手建築家が、自身でつくる模型について明かす。2人が考える模型の意味とは?最近作「まんぼう1997」(岡田氏)と「潟博物館」(青木氏)を設計したときの模型について、語っていただいた。 岡田 青木さんとは以前からいろいろ議論する機会がありましたが、そういえばスパイラルのインスタレーションのときも、随分お世話になりました。 青木 あのとき、打合せをしようと集まったら、皆、図面でなく模型を携えてきましたね。 岡田 思い出すなあ。 青木 僕の模型は、スチレンボードをのりで貼り合わせたものだったけれど、岡田さんのはたしか、真鍮をはんだ付けしていたよね。いまでもやっているんですか、ああいったの? 岡田 時間がかかりますから、なかなか…。でもあの場合は、金属でつくらなければ仕方がない状況だった。まず工期がなかったでしょう。だから一発で施工者に伝わるものが必要だったし、九州の小倉で製作することになってましたから、あの複雑な構造を的確に伝えるためにも、工場で少々手荒に扱われても壊れない模型が必要だった。それから、紙やひごでつくっても、あの曲線や材のしなりはうまくいかなかったでしょう。・・・ これも「建築知識」同号の特集だけども、これだけ読んでると本当に模型雑誌だなぁ。特集の中身も「こんな素材があんがい使える」とか「苦手意識を克服するため、とにかくチャレンジ!」とか、読んでいるうちに建築模型を作りたくなってくるぞ。 買って損はない、お薦めの号である。(編集長) Re なんか引きずってそ〜ですネ!実家が建築関係なもんでこんな感じの専門誌が数種類届いていますが、建築設計関係の本は全部が全部こんな塩梅です。しかもマイナーであればマイナーであるほどその傾向が顕著に現れます。歴史をやたらと引用してみたりとかね。 学生運動やってた人とか、いまだに引きずってる感じがしますねぇ。(ABC) |