オタキング社員日記 第九回98.2.6(金)〜2.23(月) 2/6(金) 通販の発注の山場は越えたものの今月入ってからは商品の到着が相次ぎ,事務所の和室が文字どおり足の踏み場もない状態になった.それでカラーボックスをまとめ買いして,バイトの松原2号君に組立をまかせる. 太田出版の落合さん来社.難しい会議となったが落ち着くところに落ち着くでしょう.ついでモノマガの企画会議が始まったところで台場のJskyBへ向かう.またもや遅刻して到着.搬送画質のデモを見て,放送実施関係の資料をもらう.最後の最後で手間取っているが,はやいとこけりつけないと本当目前に迫っていることを実感.渋谷に場所を移して夜まで打ち合わせ続ける. 2/7(土) 社員日記がまたも〆切を遅れ,午前中何とか仕上げる.あわただしく西村しのぶPATIOのオフ会で横浜に向かう.社長には,そんなPATIOがあるとは思わんかったと受けていたが,半日の集まりで西村さんの話をした記憶がうすいのはなぜ(笑) 2/8(日) 前夜は遅く帰宅だが,5時に起きて京都へ向かう.梅と料理が目当ての家族旅行(日帰り(^^;))である.が個人的には500系のぞみがメインイベントだったりする.ここまでやるかという流線型のノーズを見物し乗り込む.東京駅を出発するやいなや熟睡.なんら300系と乗り心地がかわらぬ事を図らずも確認した. 開業2ヶ月たたない地下鉄東西線でむかった梅園は全然さいていなかったり,雪にふられたりの波乱もあったが,北野天満宮で薫る梅に出会えたし,料理も堪能できて満足する.帰路,「敵対水域」(文藝春秋)を読み終える.ライターの手が入ったノンフィクションとはいえ,冷戦の最前線での生き様に感銘する. 2/9(月) 疲労困憊で月曜を迎える.週刊文春の目崎さんがビンゴ編集部への異動のあいさつで5名様団体で来社.当社主力商品の岡田のアイデアがどう使われていくのだろうか.ついでモノマガでの新連載の新おたく日記のデザイン打ち合わせ.最大の困難は発売日まで一ヶ月無いことであろう.ついでにお蔵だし本のデザインの確認もする. 2/10(火) 午前中郵政省で免許申請関連の書類をもらってくる.秋葉原に寄って社長のリクエストであるとにかく小さいデジカメを購入.でも箱はでかかった.さらに分厚い解説書などを買い込み会社に向かう.午後から通販手伝いの松原君も来るが,だんだん仕事が無くなってきており,モノマガジン額田さんより託された裏フィギュア王の増刷をしてもらう.私の方は対談本の注の手配やら年表の作成に手間取る. 2/11(水) 浅草でラーメンのあと六本木のカフェでケーキ.家族で飯を食いに出るといつもの事ながらこのようにバラエティーに富んだ(笑)ものとなる.一人で溜池山王から新宿ヨドバシに向かう.ダイアルアップルーターやらソフトを買う.唐沢さんの「古本マニア雑学ノート・二冊目」に買い物の荷物の重さの喜びの話がでてくるが,2日連続の両手にずっしりくる買い物で幸せな気分を満喫する. 2/12(木) アスキーの対談本は来月下旬に発売予定だというのに,急遽和美さんとの対談の追加を図り,その当日を迎える.夫婦漫才(失礼!)の味をいよいよ読者が知ることになるのだ.この期に及んで台割り変更に至った担当の横山さんに感謝. 2/13(金) 開運なんでも鑑定団の事前取材,モノマガジンの社長様ご一行と相次ぎ,事務所は小さな博物館状態となる.その中で〆切の迫るコミケの申込書書きにいそしむ. 2/14(土) 朝,山本正之コンサートのチケットを買いにいく.ぴあには中国人のグループがいたがあれは並び屋なのだろうか.午後人形町を散策してから初台のICCの荒川修作/マドリン・キンズ展と西新宿の現代英国建築展をはしごする.空間・場であっといわせる仕事というのにはやっぱり憧れてしまう.朝の早起きの反動でばったり寝込む. 2/15(日) テレビと本を見て過ごす. 2/16(月) 午前中よりクリッピング会議.午後はコミケの申込書を仕上げて発送.婦人公論の取材で社長室がなぜか盛り上がっていた. 2/17(火) ジャンプ団体の中継を見ながら購入したパソコンデスクを組み立てる.何でこんなにあるんだとぼやきながら各種ケーブルと格闘してようやっとパソコン設置完了.先日は「柳瀬君の仕事場所はどんどん潜水艦の中みたいになっていくね」と社長に言われてショックだったが,よけいその感が強くなったかもしれない.ついでにダイアルアップルーターのセットアップをして,インターネット環境が格段に快適になる.しかし,本業の周辺の仕事は何でこんなに楽しく出来るんだろう. 2/18(水) 社長の方が原稿がどうにも片付かないということなので,急遽コナミの方との懇談を延期させてもらう.編集さんからの状況確認の電話が相次ぐが,なんとか入稿が終了. 2/19(木) 朝から幕張のMacEXPOへ向かう.会場が最盛期の半分ほどの広さで午前中でまわりきってしまい,思わずせつなくなる.とはいえ展示内容は興味深いものが多い.いったん会社に寄ってから都心での打ち合わせに出席.それから又会社に戻ってと今日の移動距離は100km越え. 2/20(金) 午前中通販をまとめて片づけて,昼より静岡県の方と打ち合わせと光文社瀬尾さんとの打ち合わせに同席.おもしろい仕事になりそうだが,社長の仕事の配分をうまくやらないと大変なことにもなりそうである. 夜までかかってと学会の案内葉書を作ってから大雨の中渋谷へ移動.おたくテレビの打ち合わせ. 2/21(土) 午後郵便を出しに日本橋に赴く.丸善,フィルムセンターの写真展をまわって帰宅.夜,伝票打ち込み 2/22(日) 昼より金田伊功氏の海外赴任壮行記念の上映会.金田作品の凄さは,おたくの道に入ってから後になれば後になるほど実感をしてくる.私にはもったいない程の充実した素晴らしい内容であった.またその後のパーティーの出席者も豪華で,もしここで何かあったら,日本のアニメとアニメ雑誌業界は終わるといっていいぐらいであった.氷川氏と村上隆氏の金田論もやっぱり私にはもったいないのであった. 2/23(月) 韓国帰りの松原2号君がおみあげを持ってきてくれる.アニメ,まんが,ゲーム雑誌,どれも日本のものと比べても遜色無い.中には宮崎駿の研究本など代えって濃い本がある.それと江川達也のGOLDEN BOYのパチモンまんがは大爆笑ものであった. 愛知県の人が万博についてヒアリングに来る.夕方,小宮悦子さんがサンデー毎日の対談で来社.松原君も色紙を持って待機.知り合いの編集さんからも問い合わせがあったほどである.やたら盛り上がる社長室の様子をうかがいながら松原君に小宮さんの魅力のレクチャーをうける. 社長は届いたロケットのモデルに歓喜し,人生最良の日と曰う.松原2号くんもサインをもらって最良の日といっていた. |