ed.king.gifエメリッヒ・ゴジラはこんなストーリーだ!!
 

 いやぁ、見てきました。エメリッヒ・ゴジラ。いきなり数日前に「こりゃもう見に行くしかない!」と決め込んで、ゼロ泊三日のグァムへの航空券を手配した(本当は日帰りまたは二日程度で帰りたかったけど、代理店が「そんな期間の航空券は発券できない」とゴネたので、渋々30時間ステイすることになったのだ)。
 コンチネンタル・ミクロネシア航空でたった3時間、グァムに着いたら日本人たちは一斉にショッピングとかマリンスポーツへ一直線だ。しかし僕と光文社の瀬尾氏はもう朝イチの映画館をチェック、開始2時間前に並ぶ周到さであった。
 オタク後進国グアム、さすがに2時間前から並ぶバカは我々だけである。気勢をそがれた僕は近所のウェンディーズに退避し、キチガイじみたグァムの直射光から逃れた。待つこと2時間。マチネーなので入場料の5ドルを払って、いよいよエメリッヒ・ゴジラの開始である!



<予告編との差>
 確かにあの予告編はかっこよかった。僕もあの予告編に感動して、わざわざ飛行機乗って見に行ったわけだ。しかし、ハッキリ言って本編は予告編ほど、いや「予告編から期待するほど」面白くはなかった。まぁ期待しすぎだったのかも知れない。まるで「復活の日」とか「天と地と」などの角川映画を見た気分だ。「う〜ん、予告編で期待したほどでは・・」っていうカンジ、わかりますか?

<ストーリー一部紹介>
 今回のエメリッヒ・ゴジラ、ストーリーを紹介してみよう。あいかわらず岡田斗司夫の記憶モード、つまりID4ですら「大統領がタンスからヘルメットを取り出す」シーンとかを見てしまう妄想力豊かな記憶力であるから、その辺あんまりホンキにしないように。
 (余談だけど中学生の時、ウルトラQのタイトル&エピソードを徹夜で友人と思いだし、なんと全39話も思い出してしまった、というバカものである。「鳥を見た!」「あけてくれ!」の他に「やめてくれ!」「ボスタングの逆襲」「北海の怪生物」などのケッサクなタイトルまで「思い出して」しまったんだから、こりゃしゃーないやな)
 あと、僕の英語は中学生レベルに毛が生えたようなもんだから、セリフや設定はかなり勝手に解釈していることをお断りしておく。

●ファーストシーン
 ガラパゴス諸島みたいなところで、フランス人が核実験の準備を進める。見つめるイグアナやウミガメなどの動物たち。特にイグアナは「さー観客のみなさん、こいつを憶えといてくださいよ。後で怪物になるんはコイツでっせ〜」とばかりに登場しまくる。確かに本編中盤で出てくる「ゴジラの泳ぐシーン」は、このイグアナの泳ぎにクリソツ。フランス語のカウントダウンがゼロまで進んで、核爆発。ゆっくりイグアナの卵がアップになり、雷光と共にパカっと割れる。と・・。

●嵐の南太平洋
 前シーンからの雷光でカット繋ぎ。日本の漁船が大時化に揺れている。レーダー室のオッサンが、アンカレッジ空港でしか食えないような不味そうな掛け蕎麦を喰っている。突然、魚群探知機に巨大な影!オッサンは警報ボタンを押す。あわただしくなる船内。なんとこの映画の最初のセリフは日本語だ。
「どうしたんだ、いったい」
「早くしろ」
 などのわざとらしい罵声(もちろんハリウッド訛り)が飛び交う。無線室では「こちらコバヤシマル、救助願います!」と通信員が叫ぶ。おお、コバヤシマル!スタートレック2の時代から、ハリウッド映画に登場する日本船は「コバヤシマル」と相場が決まっている!いいぞ、エメリッヒ!
 寝台から起きあがった爺さんが不安げに周りを見回す。と、いきなり船内に突き出す巨大な爪。次の瞬間、レーダー室のオッサンや船員たちはゴジラの尻尾になぎ払われ、漁船は暴風雨の中に消える。激しい雨が降っている。と・・。

●チェルノブイリ
 前シーンからの雨でカット繋ぎ。主人公の科学者、豪雨の中で四駆を止めて、泥の中でミミズの採集。そこへロシア軍ヘリが着陸し、「放射能による生物変化を研究してるお前、出番やで」とか言われて連れ去られる。

●病院
 深刻な顔のフランス人ジャン・レノ(こいつの演技が、この映画で唯一の合格ライン)、たった一人生き残った小林丸の船員(寝台の爺さん)にヘタな日本語で「ナニガ、アタ?」と訪ねる。爺さん、同じくヘタな日本語で「ゴジラ、ゴジラ」と繰り返す。爺さんにガイガー計数管を向けると、激しい反応。ジャン・レノ、「こいつはえらいことになったでぇ」と虚空を見つめる。

●パナマかどっかの南米
 主人公の科学者、ヘリで到着。巨大な足跡に案内される。「こんな動物、いるはずがない!」とビビる主人公。空撮で地平線まで続く巨大な足跡をフォロー。と・・。

●マンハッタンの空撮
 の映像にダブる。キャスターになりたくてもなれないヒロインの日常描写。しかし偶然、TVに映ったパナマの映像(もちろん、なぜか主人公の科学者がUP)を見て、「まぁ、彼は学生時代から私の好きだったオタク君だワ!」とご都合主義なセリフを吐いて、観客を呆れさせる。(さすがに周囲から失笑が洩れた)

●ニューヨーク湾
 ここまでで一応、メインキャラが全員、登場したのでカメラはニューヨーク湾に切り替わり。激しい雨の中、釣り糸をジイサンが垂れると、なんとゴジラが釣れてしまう(予告編と同じ)。まだこの時には、姿が見えない。

●高速道路
 カメラ位置はほぼ水平。車が通り過ぎていく。と突然、道路の向こうからヌっと半身を現わすゴジラ!カッコいい!!!

PRETTYS.gif

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