001/11 セガのアスキー買収、もう底が割れてしまったゾ<アスキー西社長の辞任「裸の王様」だった天才少年>(『AERA 』 No.19 1998.5.18) 西社長は、膨大な損失の責任をとって自ら身を引いたのか。 側近の一人は、昨年来「西はずし」のシナリオがあったという。 <ダイヤモンドレポート「債務超過132億円で引責辞任アスキー西社長20年目の挫折 CSK主導の再建プロセスで露呈した巨額損失と経営危機」>(『週刊ダイヤモンド』1998年5月16日号) 「何か隠しているなと思ったがこれほどゴッツイとは思わなかった」。昨年12月、経営難に陥ったアスキーを傘下に納めたCSKの大川功会長は再建過程で次々と明るみに出た巨額損失にこう絶句した。1998年3月期、アスキーは関連会社の整理などで456億円の特損を計上、債務超過に転落した。創業社長の西和彦氏は引責辞任する。だが、残された傷跡はあまりにも大きく、深い。・・・ 東証では淡々とその事実だけを語った大川氏だが、夜の社員向け説明会では、辛辣を極めた。壇上に居並ぶ西氏以下、アスキー経営陣を前に「公開会社だからもう少しまともかと思ったら、ずさんな経営ばかりやっていた」と怒りをぶちまけ、「途方もない博打を張り倒しとる。くだらんもんにカネを使って、これなら銀座で飲んだほうがましやった」と放漫経営を切って捨てた。あまりに直接的な言い様にホールの後方からは社員のどよめきが起こったほどだ。・・・ それでも大川氏が昨年12月に西氏の要請に応じて出資を決めたのは、10年来の知己であるという点に加え、「出資と同時に不採算事業を整理し、リストラのメドはつける」という西氏の言葉を信じたからだ。大川氏個人、CSK、セガ・エンタープライゼスとで出資金額は合計で87億円に及ぶが、それでアスキーが再建され、西氏の頭脳とともにCSKグループ入りするのなら”見合う”と大川氏は踏んだのだろう。 その値踏みはあまりに甘かった。専門家による厳密なデューデリジェンス(資産査定)もなしに、経営者同士の個人的関係で決めてしまう日本的M&Aの失敗例である。・・・ Re 任侠(オトコ)の世界:失敗編オタク業界の定説に「才能の結集は経営能力の結集にあらず」というのがありまして、おおむね「出来る」人間は自分以外の他人の事が分からないため、組織の運営管理には向かず、甘えた独善を通してしまい、いずれは失敗するものと相場が決まっています。 うーむ西社長もこのクチか? やはり最初のひらめきで手を出しては見るモノの、それが大きくなった段階で扱いきれなくなり、自滅を避けようと次のバクチを打って手に負えなくなるいつものパターンでしょうなぁ。 でも10年来のつきあいで「リストラで切ってまでも整理をつける」と言われては男気を通さないといかんよな。身を切ってまでオレはやるって言われたらノーとは言いづらいですよ。 こればっかりは日本人の気質みたいなモノですから、侠義心を甘いと言われても仕方ないよなぁとつい同情的になってしまいます。(原えりすん) Re セガ・CSKはそれで大丈夫か?いや、叩かれておりますね、西社長。 死馬に鞭打つ、というんですか、世間は非情なものだという感を強くします。この社内会見の際、西社長の目はうつろで、CSKグループに居させてもらえる限り微力ながら力を尽くす、と、殊勝な発言をなさっていたようですが。 でも、どこぞの大学に既に講座を開設していたりもするのだってね。 さて、それより気になるのは、セガ・CSKの行方の方です。 バンダイとの合併失敗に始まり、中山氏から入交氏への社長交代、そしてアスキーの買収。コンソール市場でのプレステ独走が続く中で、新聞ネタだけではぶっちぎりでセガばかりだったわけなんですけれど、それでどれだけの成果が期待されるのであろう、と。 去る21日に発表された次世代機DreamCastは、通信で、しかも、モバイル(PDA)とも連携するという、現在の情報端末市場の王道のようなコンセプトでありましたが、とりあえずの目玉はゴジラ育成ゲームのようで・・・。 う〜ん、どうなんでしょ。 そろそろセガ・CSK自体もはっきりとした結果を出さないとまずいような気がしているのですが・・・。(山名尚志) Re 本体の方が気になる負債が「これほどゴッツイとは思わなかった」というカイチョーのお言葉ですが、例えば私ごときがたかだ か数万円のおもちゃを買う時だって、ものすごく悩むわけですよ。「もっとイイ状態のがヨソであるんじゃ ないか」とか「状態はどうなっているのか、欠品はないのか」とか「果たしてこの価格は適正なのか」とか。 それなのに自分のことはたなにあげて西社長のことを怒ったってしょうがないでしょ。まあ友達からダメなモノをうまく言い含められて買わされちゃうってこともあるけどね。西社長もこうして過去の人になっていくんでしょう・・・ しかしセガは本当にここんとこ失敗続きで、ヘタ打つと今度は自分とこがどっかに買収されちゃうんではないかとひと事ながら心配してしまう。ドリームキャストはなんかいろんな人に聞いてまわって「こーしたらどう?」というアイデア全部ぶち込んだっつー感じの、なんの魅力もないマシンだし、大丈夫? (山田浩) Re 別の人も思い出させますネ!ぎゃはははは! やっぱり! ご愁傷さまです。 大川会長には悪いけど、こんなの去年の年末にアスキーがCSK傘下に納まるとき、西社長が出資のことをプレゼントと表現してた時点で彼のヤバさに気づくべきだったんじゃないかな? ま、そのときにはもう遅かったんだけど。 若者の熱い男気に感じ入り、全面的な支援を約束した大物。だけど実は若者は表面的には男らしくは見えるがその実年寄りに取り入るのが上手い甘えん坊さんで、結果的にダマくらかされたという典型的な状態に見えるのは駄目でしょうか。 なんか、俺はよく知らないですがこういう設定のホモ小説とかってすごくありそうな気がしてしょうがないです。 でもこの大川会長と西社長の姿、飯野賢治さんの日記での二言目にはイリさんイリさんというセガの入交社長ベッタリぶりを見るにつけ入交社長と飯野さんの未来の姿を暗示しているような気がしてしょうがないのは俺だけでしょうか。(ABC) Re エデンの西西さんもそうだし、松竹から放り出された奥山さんとか、ベンチャーっぽい出身で失脚しちゃった一団の方々がいるじゃないですか。彼らをまとめて、企画会社みたいなバンドを作ればいいんじゃないかと私は思うですよ。 名づけて、ベンチャーズ。 地方の文化会館とかでドサ回り講演会をやってさ。きっと、むかし彼らに心酔してたファンが見に来てくれるですよ。それは大変に麗しい光景なんじゃないのかと、私は思っとるですけどね。(佐藤 良平) | ![]() |