最近の懐かしおもちゃブームのおかげで、市場にはたくさんの珍しいおもちゃが出回るようになって、古おもちゃ好きにはちょっと応えられないようなイイ時代になっている。 市場原理の鉄則でモノの価格が上がれば、いままで埋もれていたモノがどんどん出てくるようになるので、まあ価格の高騰を一概に嘆いてはいけないということだ。 例えば最近よくある話で、おばちゃんが家にある子供のおもちゃを持ってくるパターンがある。典型的な例をあげると「お子さんにどうぞ」ともらったのだがあげるのを忘れてしまってそのまんま・・・。いつしか時は過ぎ去り「あれま、ナニコレ」と包みを開けてみるとサラ(新品)のミニカーなんかが出てきたりして、「そーいやあ鑑定団なんて番組もあったし、もしかしたらこれもお宝かも」なんて期待して古おもちゃ買い取りショップに。業者は「こいつはカモだぁ」と思いつつバンダイの赤箱数十台「ハイ、買い取りで3万円ね」ということになる。無論実際の売値は軽くその10倍以上になるけど、おばちゃんは3万ももらって大喜び、業者も安く買い叩いて大喜び、客も欲しいモノが手に入って大喜びの四方円満解決といった具合になる。ん、何か誰かがソンしている気がするけど、おばちゃんは自分のソンをわかってないのだから知らぬが仏ということだ。うう無恥とは恐いものだのう。 さていよいよ本題に入ろう。ミニカーやらプラモやらといったものはいいけど、ソフビのニセモノがここんとこ市場に出ているとという情報をキャッチした。その生産構造上、ソフビっていうのは簡単にコピー品がつくれちゃうんだ。で、見分け方だけれども基本的にはわからない。そりゃあホンモノとニセモノを同時に置いてみればわかるけれども、ニセモノだけ見たんではまずわからない。まさかねえ、店頭で本物を持ってきて見比べるわけにもいかないでしょう、それに持ってないから買うんだし。まあソフビ特有のディティールの甘さがこういうとこで災いしちゃうんだろうな。 だけどまあみんなが普段買えるような価格のソフビだったらまあ大丈夫といっておこう。そんな価格帯のもんだったら、わざわざニセモノつくるメリットないからね。ここで問題になっているのはもっと高いヤツとかもっと珍しいやつ。例えば数年に一回出るか出ないか、なんていう超レア商品が立て続けに出てきたら、怪しいと思った方がいい。ひとつだけ例をあげるならば最近だったら「光速エスパー」が危ないね。ここんとこドコ行ってもあるからね。証拠がないから断言は出来ないけど、今までの例から言ったってそんなにポコポコ出ることはないんだから。 但しどんなに珍しいモノでも出る時はいっぺんにたくさん出るというのがこのモノのおもしろいところ。あれ、今言ってることと違うじゃんかと思ってはいけない。そんな時は必ず大ニュースになるから、それはそれでわかるんだ。 あとは怪獣の成型色だけど、またこいつがやっかいでソフビなんてのは試作の段階でけっこういろんな色で抜いたりしているから「つくったんだよ」と言われてしまえば、絶対にそんなことはないと否定できないというのもある。昔のことで資料もないし、いいかげんな業界だったから。 最近でも某企業のノベルティーキャラクター商品が、いろんなところで見つかったんだ。すごく珍しいモノなのに不思議な出方、まあ近寄らない方が無難だよね。けっこう欲しかったモノだけどなんだかもうあんまり欲しくなくなっちゃった。 ヴィトンなんかのニセモノつかまされてるバカOLを思いっきり笑ってた自分だけど、ここんとこ一歩間違うとこっちもそれと同じポカやっちゃいそうで、おたく業界も気がつくとなかなか油断できないようになってきた。 |