006-3/12 素子の体は色っぽくない・・・のかなぁ?<押井守インタビュー/インタヴュー 渋谷陽一>(rockin'on 1996 12) ・・・だって「パトレイバー」なんて映画的に言えば艶も何もないじゃない。自分で観てもレポートみたいな映画だったっていうか、論文みたいな映画だったもん。で、「攻殻」の時も−−−全然関係ない話なんだけど、アニメーター怒ったよね。「今度一杯裸出すぞ。色っぽい映画作るんだ」って言って−−−確かに裸一杯出したんだけど、ほら、(主人公のモトコって)スポーツ選手みたいな裸でしょ? 骨格があって筋肉があって皮膚があってっていう、アニメーションでそういう身体性が出せるかどうかっていう、そういう解剖学的な興味で肉体使っちゃったから、彼らが思うエロじゃなかったわけだよ。色っぽくない、全然」・・・(後略) 当然の話だが、私はオタクっぽい話題以外にはほとんど興味がない。 だからこの「渋谷陽一」というインタビュアーの名前を見たときには「あれ、こいつ昔ファミ通でライターしてたよねぇ?」と聞いてしまった。 違うらしい。なんでもロックの世界では有名な人らしい。だからこんなに馴れ馴れしくインタビューできるらしい。 今回、一つ勉強になった。「渋谷陽一、という人物は二人いる。一人は元ファミ通のライターで、もう一人はロック界の大橋巨泉だ」 Re 色っぽい素子にはゲーム版でお目にかかれるぞアニメーション映画『攻殻機動隊』は、原作にある「少女マンガ系の可愛い顔に、いかにも抱き心地が良さそうなボディ」という素子のキャラクター設定を、押井監督の意向で完全にチャラにしてしまった。アニメ版の「ただただリアルだけど、それ故にぜんぜん可愛くないオンナ」という素子の外見に怒ったオタクは多い。 押井監督ってのも報われないヒトで、アニメで何かスゴイことをやろうとしてるんだけど、それを喜ぶアニメファンはどこにもいないという、実に空しい空振りを延々続けているのだ。お気の毒。 97年発売予定の『攻殻機動隊』のゲーム(プラットフォームはプレイステーション)には7分ほどのムーヴィーが入るが、これのキャラ設定は原作者・士郎正宗が起こしており、マンガ『攻殻2』の士郎キャラがそのまま動画になっている。押井版素子に腹を立てた人でも、ゲーム版の素子には満足できるんじゃないかな。声優も劇場版とは総とっかえだ。ゲームのムーヴィーと同じスタッフとキャストでOVAを作れば、またまたゴッソリ売れるに違いない。 Re 押井版素子はタイプなんだけどなぁ。パトの南雲忍みたいでい〜ぢゃないか。 | ![]() |