●当世“オカルト本”事情 どんな人が信じるの? このオカルト本の言い分(popeye 6.25号)
オカルト本が、どうやらブームらしい。
書店にはその手の新刊書が平積みにされている。
ところが、である。実際に手にとってみて、地球は丸いと信じるワシらは正直、ブッ飛んだ。
こ、こんなこと、ホントにみんな、信じてるの?
一抹の不安が脳裏をかすめたとき、ちょっとポップな装丁の本が視界に入ってきた。
その名もズバリ『トンデモ本の世界』。
ウーン。どうやらオカルト界は、この本のお陰でトンデモないことになってるようだ。
いったい何が真実で、何がデタラメなのか。
それともオカルトは、ただの娯楽に過ぎないのか。
これはもう、探ってみるしかない!
・・・(中略)・・・
と学会・論争の歴史 コンノケンイチさんと『宝島30』で場外乱闘
トンデモ本とは著者がマジメに書いているにもかかわらず、本人の意図に反して笑える本である。となればさぞかしクレームや論争も多いだろう、と思ったら意外とそうでもないらしい。
一定期間論争が続いたのは『宝島30』'95年1月号に掲載された、と学会の連載記事をめぐる空間物理研究家、コンノケンイチさんとの応酬。この後しばらく同誌上で、コンノさんとの死闘の様子が実況中継された。また読者からの抗議(というより誹謗中傷)の手紙でケッサクだったのはコレ。
「(オカルト論者をいためつける)と学会は弱者のいたみがわからない人種だ。一度、車椅子を押してみるがいい」
「ぜんぜん問題がちがうだろう、それは(笑)」(会長・山本さん)
『日銀券は悪魔の隠し絵』(第一企画出版)の著者、武田了円さんからは抗議もあったが礼儀正しい年賀状が、『植物は警告する』(たま出版)の三上晃さんは新刊本を送ってくれたそうな。・・・(後略)