<キョクイチの買収発表前から、矢作製鉄株が急騰−−名証などで調査へ>(毎日新聞5月31日付朝刊)
キョクイチが矢作製鉄を株の公開買い付け(TOB)で買収すると29日発表したが、30日の株式市場で矢作製鉄株が急騰、前日終値から80円高の372円でストップ高となった。同社株は4月中旬から買収発表までに約50%も値上がりしており、東京、名古屋の両証券取引所はインサイダー取引の疑いも含めて調査を始めた模様だ。
・・・(中略)・・・
名証の市場部は「個々の取引について調査をしているか、どうかは言えない」としながらも「急騰銘柄、重要事実の発表があった株の動きには注意している」と説明。河合一郎理事長は「報告は受けていないが、重要事実の発表があった以上、調査はしているはず」と話している。
矢作製鉄株と同時期にキョクイチ株も約50%上昇している。キョクイチ株は新規事業に進出した1991年、セガ・エンタープライゼスと業務提携を結んだ95年にも発表前の株高騰が問題になったことがある。
Re どうもヤマっ気の多い会社らしいぞ・・・
東京ムービーを買収したキョクイチについては、前回その実態をお知らせしたが、ここはどうやらインサイダー取り引きまがいの常習犯であるようだ。
新規事業や合併の発表前の株高騰は、今回が3回目。
ちなみに去年の3月7日の毎日新聞には
『シンガポール企業との合弁を発表したキョクイチの株価が一日から急騰し、六日はここ一カ月での最高値となった。キョクイチは昨年三月の事実上のセガグループ入り発表時と一九九一年九月の新規事業進出発表の際も、発表前から株価が急騰。二度とも名古屋証券取引所が調査を実施した。度重なる出来事に名古屋の証券界では「事前に情報が漏れているのでは」との憶測を呼んでいる。』
という記事がある。
どうやら、非常にヤマっけの強い会社らしい。
東京ムービーの作品の版権が来世紀にどうなっているのか、なんだかとっても不安である。
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