Res 便所の落書きアニメにはやっぱり便所の落書きが相応しい
前代未聞の最終回に、一見、賛否両論といったところであるように見えるが、よく見るとアニメ誌ごとの姿勢が出ている。角川書店のNewtypeは、自社でコミック版を出している関係上、庇護しようという意図がアリアリ。徳間のアニメージュは、今までさんざん誌上であさりよしとおを中心にヨイショしていた展開上、いきなり完全否定に回るわけにもいかず、色々な人からのコメントを載せる、という構成でお茶を濁している。
青磁ビブロスのMEGUは批判的色合いが濃く、商売がからんでない分正直。
残るは学研のアニメディアだが、ここはきっと何も語らないであろう。(笑)
ところで庵野監督はNewtype誌上で、パソコン通信について否定的な見解を述べているが、「エヴァンゲリオン」という作品が盛り上がったのは「パソ通」による口コミの力による「布教」があったればこそなのである。「ガンダム」の時はこれが同人誌(ファンジン)によって行われた事と比較すると、こんなところにも時代の移り変わりが見られて興味深い。何よりも、あのエヴァの最終回で一番儲けたのは、大量の書き込み、読み出しで課金を稼いだNifty-Serveのアニメフォーラムに違いない。
庵野監督の言葉を借りるならば、「便所の落書き」的メディアであるパソコン通信こそ、あの「便所の落書き」みたいなペーパーアニメの最終回を語るにふさわしいと言えよう。
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