ed.king.gif008/17 さすが、ロジャー・コーマン
 

<ダイナソーズ>(宇宙船春号)

 B級映画の神様ロジャー・コーマン率いるコンコルド・ピクチャーズ製作の大ヒット作「恐竜カルノサウルス」の第2弾。・・・砂漠にある鉱山施設で電力関係のトラブルが続き、調査隊が派遣される。そこで彼らは、生存者の少年一人と・・・想像を絶する生命体=恐竜と遭遇する。
 ここまで記して、これは「エイリアン2」の設定から拝借したなって直感した人はスゴイ。以降の展開が、本当に「エイリアン2」そのまんまなのだ−−−ただエイリアンを恐竜に置き換えただけって感じ。・・・(後略)

<CarnosaurIII>(日本版ファンゴリア6月号/THE TERROR TELETYPE)

・・・「ダイナソーズ」。その続編“CarnosaurIII”をコンコルドが製作する。今回の恐竜クンたちは、船上で兵士たちを相手にバトルを繰り広げる。

 やっぱ一人前のオタクたる者、ロジャー・コーマンの名前ぐらい知らなくっちゃね。
 三流映画の帝王にして金の亡者のプロデューサー。育てた監督数知れず、(コッポラ、キャメロン他多数)、しかしみんな逃げていく。アメリカの西崎義展、といえば言い過ぎか。(どっちが?)
 そのコーマン先生、ジュラシック・パークがブームになるとふんだら早速「恐竜カルノサウルス」を作った。で、ホンモノより先に公開して大儲け。せっかく作った実物大恐竜(これがセコい出来である)を解体するのはもったいない、とばかりにその前に半裸のネーちゃん並べて「ジュラシック・アマゾネス」まで作ってしまった。合成ゴム製の恐竜が融けないうちに撮影するはずだったが、撮影中にも恐竜君はメキメキ腐って「ジュラシック・アマゾネス」では常に崖から半身しか姿を現さなかった。(ホントだゾ!しかしこれも大ヒット。アメリカ人、のーみそまでファースト・フードか。)
 で、腐らずに残った頭だけ使って「ジュラシック・アマゾネス2」公開したコーマン先生。これがちーともヒットしない。ようやくホンモノのジュラシック・パークが公開されたからだ。ここで初めて我らがコーマンはホンモノのジュラシック・パークを見て、驚いた。
「なんだ!恐竜が小さいぞ!」
 コーマン先生、やっとヴェロキラプトルの存在に気がついたわけだ。

 前置きが長くなったが、これが「カルノサウルス2」「カルノサウルス3」までの道筋だ。「2」はエイリアン2、「3」はなんと沈黙の戦艦をパクっている。すげえ。
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